長崎(一部県外を含む)の教会群の世界遺産候補リスト


 登録対象としては、特に優れた文化財的な価値があり、また、素晴らしい文化的景観を有している教会を専門的に選んでいく必要があります。その候補として下記の49教会をリストアップしました。そのほとんどが明治、大正、昭和初期に建設されたものです。

 戦後に建設された浦上教会、二十六聖人教会(聖フィリッポ教会)についても、歴史の重要な事件を今に伝える場所としての史跡又は近代遺産として位置づけ、世界遺産の構成要素とすることも考えられるため、リストに加えています。

 当然のことながら、世界遺産の登録対象とならなかった教会についても、もとより、その価値が否定されるものではありません。世界遺産とともに関連遺産として、系統的かつ一体的に保存を図っていくべきです。

 西海国立公園等との連携を視野に、文化遺産、自然遺産の「複合遺産」としての登録を目指すというアプローチもありえます。しかし、登録に向けたハードルが一層高くなる可能性も否定できません。



地区
江戸・明治
大正
昭和
(戦前中心)






五島列島



上五島
江袋:M15
旧鯛ノ浦:M36
冷水:M40
◎青砂ヶ浦:M43
福見:T2
大曽:T5

土井ノ浦:T7
◎頭ヶ島:T8
中ノ浦:T14



下五島
◎旧五輪:M14
○堂崎:M41
楠原:M43〜5
○江上:T7
嵯峨島:T7
半泊:T11
貝津:T13
浜脇:S6
水の浦:S13


平戸・佐世保周辺

宝亀:M31〜32
◎黒島:M35
旧野首:M41
山田:M44

田平:T7
山野:T9
紐差:S4
神崎:S5
浅子:S5
三浦町:S6
平戸:S6

外海周辺
○出津:M15
○大野:M26
黒崎:T9
太田尾:S7


長崎市周辺

◎ 旧大浦:1864
中町:M29
神の島:M30
清心修道院:M31


樫山:T13
馬込:S6
浦上:S34
二十六聖人:S37

九州(長崎県以外)

佐賀・呼子:M15
佐賀・馬渡島:M18

福岡・旧大名町:M27
福岡・今村:T2
熊本・手取:S3
熊本・大江:S8
熊本・崎津:S10

明治村

旧大明寺:M12





凡例


文化財の種類
◎:国指定重要文化財 ○:県指定文化財   
建物の
構造

レンガ造    木造  石造   鉄筋コンクリート造


 その他の主要な教会関連施設

  ・旧大浦教会の大浦旧羅典神学校(M8)と大司教館(T4):前者は国の重要文化財に指定

  ・出津教会の救助院(M16)と鰯網工場(M21):県の史跡に指定

  ・頭ヶ島教会の司祭館(明治末):教会とともに国の重要文化財に指定