コンセンサス形成の必要性

 世界遺産登録というテーマは、一見すると国際的なテーマであるかのような印象を与えますが、実は、長崎の教会群を世界に誇れる貴重な文化財として位置づけることにどれだけ多くの国内的な賛同が得られるかという点がとても重要です。


 特に、国内的なコンセンサス(合意)を形成していくうえでは、まず地元長崎県の中で、多くの人々の賛同を得ることが大変重要です。


 世界遺産登録という共通の目的のため、政教分離の問題などを乗り越えて、登録に向けた広範なコンセンサスを、今後盛り上げていくことが必要となりますが、歴史的に異文化の共存に寛容で平和を希求する長崎県民にとって、決して乗り越えられない課題ではないと考えます。