「生きた教会」としてのありのままの姿での保存の重要性

 過疎化などにより信者が少なくなり既に消失してしまった教会や、台風被害等により修繕が必要となっている教会もあり、手遅れにならないうちに、早急な取り組みが必要になっています。


 ただ、生活の中に息づいた教会本来の宗教施設としての機能と神聖さを、そのまま維持しつつ、貴重な文化遺産として位置づけることが必要です


 保存のために、むしろ文化財を時にはいろいろな用途に積極的に活用していくという視点は重要ですが、本来機能を損なった形での安易な転用や活用は、文化的な価値や雰囲気の破壊につながる可能性もあり、十分な留意が必要です。